2008年 全国大会プログラム

前夜セミナー

6月20日(金)19時〜22時

「イプセン作『小さなエイヨルフ』鑑賞と討論」

会場:SPACE雑遊(地下鉄都営新宿線・新宿三丁目駅C5出口前)

討論:「イプセン後期作品の上演の可能性を探る――イプセン日本初演100周年を前に」

     前日本演劇学会会長、元成城大学教授               毛利三彌

明治大学   土屋康範

大会第一日 6月21日(土)

午前の部

研究発表A(2号館308教室):           司会    桜美林大学  岸田真

 10:00〜10:40    蜷川演出における「ハムレット」像の変遷――2003年『ハムレット』上演を中心に――          

京都府立大学  菊池あずさ

 10:40〜11:20    グランヴィル・バーカーのアンサンブル模索――シェイクスピア上演から見えるもの――         

 明治大学  藤岡阿由未

 11:20〜12:00    近代劇の大衆化:バーナード・ショー作『ピグマリオン』初演についての考察              

大阪芸術大学  大浦龍一

研究発表B(2号館402教室):          司会    明治大学  伊藤真紀

 10:00〜10:40    日本におけるスタニスラフスキー・システムの未来

            ――スタニスラフスキー・システムとメソード(ストラスバーグ)の相違点から考える――             

京都造形芸術大学  平井愛子

 10:40〜11:20          戦時下「国民演劇」「国民大衆演劇」コンクールと大衆演劇

明治大学  中野正昭

 11:20〜12:00      「演技=行動」が示した戦後新劇俳優の諸問題

大阪大学大学院博士後期課程  枡井智英

研究発表C(2号館403教室):          司会  青山学院大学  堀真理子

 10:00〜10:40    声と視線――ベケット『芝居』における反転の劇世界――

早稲田大学大学院博士後期課程  菊池慶子

 10:40〜11:20    「身体」とエクリチュール:『芝居 下書き?』から『カタストロフィ』へ         

早稲田大学大学院博士後期課程  景英淑

 11:20〜12:00  〈神〉の二つの顔――Shaffer劇における言葉と音

同志社大学  山田良

午後の部

研究発表D(2号館402教室):           司会  神戸薬科大学  赤井朋子

 13:00〜13:40    ラインハルトの演出台本『マクベス』に関する一考察

北翔大学短期大学部  大林のり子

 13:40〜14:20    ライシーアム劇場のアクター・マネジャー――ヘンリー・アーヴィングの業績を評価する――       

清泉女子大学  門野泉

研究発表E(2号館403教室):         司会     近畿大学  林公子

 13:00〜13:40  世阿弥伝書にみる足踏について

大阪大学大学院博士後期課程単位取得  澤野加奈

 13:40〜14:20  しんとく丸研究における問題の所在

日本橋学館大学  岡田万里子

パフォーマンス(シンポジウム関連企画)(図書館2階こもれびホール)

 13:00〜13:40  インド舞踊   コンテンポラリー・ナティヤム・カンパニー主宰  野火杏子

 13:40〜14:20  舞踏   霧笛舎主宰  中嶋夏

講演・シンポジウム(1号館201教室):    司会  日本橋学館大学  安田比呂志

 14:30〜15:20  講演「身体と身体表現のリテラシー」

                          元日本橋学館大学教授・慶應義塾大学名誉教授  楠原偕子

15:20〜16:20  シンポジウム「身体」

 元日本橋学館大学教授・慶應義塾大学名誉教授  楠原偕子(アメリカ演劇)

                   日本橋学館大学   塩月亮子(文化人類学)

 コンテンポラリー・ナティヤム・カンパニー主宰          野火杏子(インド舞踊)

                                霧笛舎主宰   中嶋 夏(舞踏)

総会・河竹賞授賞式(1号館201教室)

 16:30〜18:00

 記念講演

小林かおり(同朋大学)「シェイクスピア上演研究の軌跡とわたし」 

天野文雄 (大阪大学)「演劇研究としての能楽研究」 

懇親会(1号館学食)

 18:10〜19:50

大会第二日 6月22日(日)

午前の部

研究発表F(2号館402教室):         司会      大阪大学  木村健治

 10:40〜11:20  ギリシア悲劇の詩学――カタルシスからポリフォニーへ――

群馬県立女子大学  北野雅弘

 11:20〜12:00          ギリシャ悲劇における「笑い」の可能性

日本大学  山形治江

研究発表G(2号館403教室):          司会     近畿大学  菊川徳之助

 10:00〜10:40  ドラマセラピーの演出および演技表現における送り手と受け手の関係からみた心理構造:ドラマセラピーの日本の大学教育への導入と応用における今後の課題と展望      愛知学院大学  中田栄

 10:40〜11:20  声を獲得した人形劇俳優の養成――人形劇学校“パペットアーク”の5年――       

財団法人とらまる人形劇研究所  木田敬貴

 11:20〜12:00  北京電影学院における役者育成の授業内容、その考察

早稲田大学演劇博物館COE特別研究員  辻周吾

ワークショップ(図書館2階こもれびホール)

 10:00〜12:00  演技法の基本OSを探る〜スタニスラフスキー・システムの整体的アプローチ〜

神戸山手短期大学    八木延佳(演劇教育)

新大阪健康道場    津田啓史(共同研究者/整体師)

※ ワークショップへの参加・見学を希望される方は、6月7日(土)までに八木延佳氏に直接ご連絡ください。連絡先は、以下の通りです。

         メール:nobuyoshi_yagi_1961@ybb.ne.jp ファックス:072-365-6689 電話:090-2359-1051

午後の部

研究発表H(2号館308教室):          司会  早稲田大学  岡室美奈子

 13:00〜13:40          演劇的モダニティ――レイモンド・ウィリアムズにおける〈アクション〉概念について――        

釧路公立大学  大貫隆史

 13:40〜14:20  〈Objective Acting〉――1940年代のアメリカにおける演出家ピスカートアの演技論――            

明治大学  萩原健

 14:20〜15:00  演技する俳優における感情の問題について――ワシーリイ・カチャーロフの場合――              

明治大学  武田清

研究発表I(2号館402教室):          司会    大阪工業大学  椋平淳

 13:00〜13:40  ヨーハン・ヤーコプ・エンゲルの『身振りのための理念』

武蔵野美術大学  新沼智之

 13:40〜14:20  ディドロの『俳優に関する逆説』とリッコボーニ親子の演技論

日本橋学館大学  大崎さやの

 14:20〜15:00         マリヴォーとイタリア人劇団――「自然な演技」と新たなドラマツルギーの探求――    

早稲田大学大学院博士後期課程  奥香織

研究発表J(2号館403教室):          司会  千葉商科大学  山下純照

 13:00〜13:40  オペレッタと演技性――クープレとロンドを例に――

日本大学  森佳子

 13:40〜14:20  幸喜良秀演出「嵐花」と「世替りや世替りや」に見る沖縄芝居の身体(演技)

           ――「沖縄芝居実験劇場」が目指したもの――

沖縄大学  与那覇晶子

 14:20〜15:00  演技の自立性と舞台制作の実践例

慶應義塾大学  佐野語郎

シンポジウム(1号館201教室):          司会     明治大学  井上優

 15:10〜16:40

「諸芸術から見た演技/演技から見た諸芸術――演劇と諸芸術のかかわり方をめぐって」

大阪大学    永田 靖  (演劇学)

  武蔵野美術大学    今岡謙太郎(日本古典芸能)

                      慶應義塾大学    金山 弘昌(西洋美術)

閉会の辞(1号館201教室)

 16:40〜16:45