日本演劇学会
全国大会・研究集会・コロキウム
2019年度 日本演劇学会 研究集会

研究発表募集のおしらせ

◆日時:2019年10月5日(土)‐6日(日)
◆テーマ:「演劇と風土」
◆会場:西和賀町文化創造館 銀河ホール
〒029-5511岩手県和賀郡西和賀町上野々39地割195番地2

 今回の研究集会は、岩手県の西和賀町文化創造館「銀河ホール」を会場として開催いたします。西和賀町(旧湯田町)は、古くから温泉や鉱山で栄え、各種芸能も盛んな町として独自の気風を育んできました。劇作家・演出家の川村光夫氏率いる〈劇団ぶどう座〉は、戦後まもなく地元住民によって結成されて以来、地域に根ざした演劇の可能性を探求し続けてきたことで知られます。川村氏は自身の活動を「演る者も観る者も、一定の地域に住んでいて、そのこととのかかわりで演劇を成立させ、そこから現実を開いてゆこうとする演劇行為」であると評論集の冒頭に記しています。
 演劇や上演芸術は、それ自体、特定の地域性や共同体といった枠組みを、色々なレベルで意識させることがあるように思います。また近年では、広く芸術活動における公共性や地域性への関心の高まりを受け、「パブリック」や「サイトスペシフィック」と言葉を代えながら、特定の「地域」や「環境」を意識した上演形式がいろいろに展開を見せています。
 今回の「風土」というキーワードは、過去に和辻哲郎の『風土』にも示されたような、特定の土地や気候や地形と、そこに暮らす人々との相互の関係の中に形作られていく土地柄や気風、文化といった意味合いを含んだものと考えます。例えば、戯曲や上演において、特有の風土のなかに育まれた人々の気風や文化の姿を見ることもあれば、特定の風土に培われてきた言葉や身振りが持つ力強さに感じ入ることもあるでしょう。他方、地域の創造活動を通して作り上げられてきた地域性や環境なども、新たに風土の一部となっていくと捉えることも可能かもしれません。今回は開催地である西和賀の風土と演劇を基調としながら、「演劇と風土」をテーマにした議論の可能性を探ってみたいと考えています。

研究集会実行委員会 大林のり子

 研究発表・パネルの応募については、会場の都合により、集会のテーマに関連した内容で、若干数の募集となりますこと、ご承知おきください。また、会場への公共交通でのアクセスについては、電車の本数が少ないため、応募の際には裏面をご確認の上、ご検討ください。

【応募方法】
下記の①〜⑥の情報をA4一枚にまとめ、E-mail添付(件名:2019年度日本演劇学会研究集会応募)、または郵送でご応募ください。

① 発表またはパネル題目  ② 発表者氏名(ふりがな) ③ 所属・身分(学年)
④ 連絡用の住所、電話番号、E-mailアドレス  ⑤ 使用予定機材   ⑥ 発表要旨(600字程度)
*発表時間は、発表25分・質疑応答10分を予定しています。パネルについては要相談。
*発表要旨は予定としての概要ではなく、当日に実際に発表される内容の要約を意味します。
*採否につきましては追ってご連絡いたします。

【応募締め切り】
2019731日(水)必着

【応募先・お問い合わせ】
日本演劇学会事務局(大林のり子宛)
〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1
明治大学文学部文学科演劇学専攻内
E-mail:  nobaya★meiji.ac.jp (★をアットマークに変えてご送信下さい)

【開催スケジュール概要と会場アクセス】

◆◆◆開催スケジュール概要(2019年6月4日更新)◆◆◆
10月5日(土) 
往路(北上線:北上13:40発 - ほっとゆだ14:22着)
 15:00- 開会挨拶
ぶどう座公演『植物医師』(宮沢賢治作、上演時間 約35分)
トークセッションおよび稽古場見学など
登壇予定:菊地啓二(ぶどう座)、須川渡(福岡女学院大学)
 懇親会
 宿泊:湯川温泉(学会提携ホテルのご紹介予定)


10月6日(日)
開始9:00-
大会テーマに関するディスカッション
(研究発表、パネルディスカッション、シンポジウムなど)
閉会12:30
昼食(食事処希少のため、お弁当の一括注文を予定)
理事会
復路(北上線:ほっとゆだ 14:23発 - 北上15:06着)

エクスカーション  【2日目(6日)午後/研究集会閉会後】
●鎌鼬美術館 (秋田県羽後町)   土方巽と細江英公が写真集『鎌鼬』を撮った場所
 慶應土方アーカイブ(森下氏・小菅氏)のご協力による美術館見学(解説付き)。(約1時間程度)【アクセス】 北上線で、秋田(横手)方面へ 奥羽本線に乗り継いで湯沢まで(ほっとゆだ14:23発—横手14:51着、 横手15:01発—湯沢15:21着)。湯沢駅からは美術館まで送迎可能。

(補足)鎌鼬の里へは、湯沢駅から車で、20〜30分。集会後のその日に鎌鼬の里に入っていただき、美術館前の民宿泊も可能。なお、同じ羽後町には西馬音内盆踊りもあり、盆踊り会館で踊りを見ていただくこともできます。

帰路については、秋田空港利用の場合、湯沢から電車乗り継ぎで約3時間。(車の場合、約1時間)
東京へは、湯沢駅から、奥羽本線経由で山形新幹線か秋田新幹線を利用も可能です。

※その他、北上方面では、日本現代詩歌文学館、さらに花巻方面では、宮沢賢治記念館などもあります。

 最終的な研究集会プログラムの案内発送は、8月下旬を予定しています。


湯田銀河ホール周辺の地図

◆◆◆アクセス◆◆◆
●各地からJR「北上駅」までは、JR東北新幹線の利用、または、飛行機の場合「いわて花巻空港」「秋田空港」「仙台空港」からのアクセスが可能です。

●JR北上線
「北上駅」=「ほっとゆだ駅」約45分
会場の最寄り駅「ほっとゆだ駅」までのJR北上線の本数が大変少なくなっております。

●参考:北上線時刻表

北上線の時刻表

 

上記内容はこちらからもダウンロードできます:PDFファイル

2019年6月の追加情報はこちらからダウンロードしてください:PDFファイル