【連続開催】舞踏家カルロッタ池田をめぐる夕べ––立教大学2024年度招へい研究員マエヴァ・ラモリエール氏による講演会とレクチャーパフォーマンス | 日本演劇学会

【連続開催】舞踏家カルロッタ池田をめぐる夕べ––立教大学2024年度招へい研究員マエヴァ・ラモリエール氏による講演会とレクチャーパフォーマンス

公演・催事のお知らせ

公開日:2025-02-04 / 更新日:2025-02-04

 

(会員関係企画をご紹介します)

 立教大学心理芸術人文学研究所では、フランスから舞踏研究者のマエヴァ・ラモリーエルさん(リール大学芸術学科准教授)をお招きし、2月20日・27日に下記の通りイベントを開催いたします。
 みなさまのご参加をお待ちしております。

【連続開催】舞踏家カルロッタ池田をめぐる夕べ––立教大学2024年度招へい研究員マエヴァ・ラモリエール氏による講演会とレクチャーパフォーマンス

 ラモリエール氏は、フランスで長きに渡って活動を続けた舞踏家・カルロッタ池田についての博士論文「Carlotta Ikeda : poétique d’un monstrueux au(x) féminin(s)」(パリ第8大学舞踊学科)を2023年に提出した。
 ラモリエール氏の研究は、歴史、美学、ジェンダースタディーズを交えてダンスを分析しただけでなく、自身のダンサーとしての経験を踏まえた学際的な手法を取る。
 公開講演会では、ラモリエール氏より舞踏家カルロッタ池田のフランスでの歩みを中心にお話しいただく。また今回は、博士論文と共に制作したレクチャーパフォーマンスを特別に新座キャンパスにて上演していただく。研究成果を論文やいわゆる研究発表ではなく、パフォーマンスに昇華するとはどういうことか、その意義や今後の展開の可能性も含めて共に検討する機会にしたい。アフタートークでは現代心理学部映像身体学科の砂連尾理教授にも登壇いただき、映像身体学の視点からコメントしていただく。

プログラム

講師プロフィール

リール大学芸術学科(ダンス専攻)准教授
Maëva Lamolière(マエヴァ・ラモリエール)

博士(舞踊学)。専門は、カルロッタ池田を中心とした暗黒舞踏、ダンス研究。ダンスの実践も行い、トリニティ・ラバンにてBA取得。ダンサーとして《Momentum》や《Looking for Carlotta》などのソロ作品を上演するほか、la DDD compagnie de Marguerite Danguy des Deserts等に参加。論文に« Regarder danser Carlotta Ikeda : de la scène cabaret à la scène butô, regards croisés entre la France et le Japon », Delavaud-Roux, M-H., Poudru, F., Thuries, A. (dir.), *Méthodes en mouvement. *Pour une histoire décentrée de la danse, vol. 1, Paris,L’Harmattan, 2024等。

こちらからチラシ(PDF)をダウンロードしていただけます。

前の記事

特別レクチャー&パフォーマンス「琉球舞踊と上演空間——宮廷・祝祭・劇場」のお知らせ

次の記事

公開シンポジウム オペラ・アリアの実演付き「バロック・オペラとイタリア叙事詩 ~タッソ『解放されたエルサレム』と芸術作品」

PAGE TOP PAGE TOP