公開シンポジウム オペラ・アリアの実演付き「バロック・オペラとイタリア叙事詩 ~タッソ『解放されたエルサレム』と芸術作品」 | 日本演劇学会

公開シンポジウム オペラ・アリアの実演付き「バロック・オペラとイタリア叙事詩 ~タッソ『解放されたエルサレム』と芸術作品」

公演・催事のお知らせ

公開日:2025-02-06 / 更新日:2025-02-06

 

(会員関係企画をご紹介します)

概要

 詩人トルクァート・タッソの叙事詩『解放されたエルサレム』(1581年刊行)は、イタリア文学を代表する傑作のひとつです。カトリック改革の時代に書かれたこの作品は、第一回十字軍が異教徒からエルサレムを奪還するという内容で、出版当初から高く評価されました。その後も本作を原作とする数多くの音楽作品や美術作品が生み出され、ますますその人気は高まっていきます。なかでも十字軍の勇者リナルドと異教徒の魔女アルミーダの恋物語は、多くの芸術作品の題材となりました。

 今回開催するシンポジウムでは、イタリア、フランス、ドイツ、イギリス、ロシアにおける『解放されたエルサレム』を基としたオペラの広がりを分析すると同時に、美術作品に見られる叙事詩の影響を考察していきます。また、東京藝術大学音楽学部古楽研究室の協力により、オペラ・アリアの実演も行います。本催しが芸術分野における「『解放されたエルサレム』現象」ともいえる熱狂(フィーバー)の解明に一石を投じられれば幸いです。                         

企画・構成: 大崎さやの

プログラム

演奏 

演奏予定曲目

 (曲目、演奏順など、詳しくは当日発表となります)

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