2023年2月研究会(オンライン)のお知らせ | 日本演劇学会

演劇と教育研究会

研究会からのお知らせ

2023年2月研究会(オンライン)のお知らせ

公開日:2023-04-08 / 更新日:2023-04-14

日本演劇学会 演劇と教育研究会
2023年2月研究会(オンライン)のお知らせ

日 程:2月19日(日)午後2時から

テーマ:ドラマの体験を通した大学生の学びとそれを促す要因に関する一考察
         ―「静止画」の活動を例に―

報告者:山本直樹(長野県立大学)

主 旨:
 明治期以来、文化・芸術活動の1つである演劇に対して学校教育や社会教育における価値を見出し、演劇を鑑賞する者や創作・発表に参加する者の言語や感性、表現・コミュニケーション等に関する成長を促す取り組みは、先人達が様々な形で試みてきた。そして、その中心は観客のための上演を目的とする教育プログラムであったが、近年では、上演を目的とせず、ワークショップ形式の中で行われる即興的な演技やそれに伴う対話的活動も含めた「ドラマ」と呼ばれる欧米由来の教育プログラムへの関心も高まっており、多様な検討が求められている。
 本研究は、大学における表現演習科目を例に、大学生の即興的な表現体験をねらいとするドラマのプログラムを実施した上で、体験後の振り返り記述に基づき、彼らにとっての学びとそれを促した教材や指導上の工夫等の要因を考察することを目的とする。
 検討するための活動としては、シアターゲームの1つで、自らの身体を静止して、ある瞬間の人物を全身で表現する活動である「静止画」を選ぶ。
 学生の振り返り記述の分析に当たっては、自由記述に含まれる単語を抽出し、その出現状況から傾向を探る計量テキスト分析を選択し、樋口(2020)が開発したソフトウエアKH Coderを活用する。(報告・企画責任者 山本直樹)

■研究会の申し込み方法
参加を希望される方は以下のフォームに必要事項を記入の上お申し込みください。後日、ID/PWまたはURLをご連絡します。
https://forms.gle/b4jgUofCQH94k1rh8

■研究発表&実践報告の募集
 演劇教育に関わる研究成果や実践の報告・発表を募集しています。口頭による報告・発表&質疑、60~90分程度。実施に際してはA4版2,3枚程度のレジュメ、またはパワーポイントの作成をお願いしています。ご希望の方は、E-mailで研究会宛ご連絡をお願いします。運営委員会で確認後、日程等のご相談をさせていただきます。

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    東京学芸大学 芸術・スポーツ科学系 演劇分野(中島研究室)
    ekk.and.ekk@gmail.com

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