オペラ/音楽劇研究所シンポジウムグルック・シンポジウム:オペラ《オルフェーオとエウリディーチェ》とその周辺 | 日本演劇学会

オペラ/音楽劇研究所シンポジウム
グルック・シンポジウム:オペラ《オルフェーオとエウリディーチェ》とその周辺

公演・催事のお知らせ

公開日:2022-10-11 / 更新日:2022-11-22

 

日時:2022年12月18日(日) 13:15-19:00(開場13:00)
会場:早稲田大学小野記念講堂
主催:早稲田大学オペラ/音楽劇研究所
後援:早稲田大学総合研究機構

概要

 早稲田大学総合研究機構オペラ/音楽劇研究所「バロック・オペラ」ワーキンググループ企画によるシンポジウムの第2回として、クリストフ・ヴィリバルト・グルック(1714-1787)を取り上げます。グルックはバロック・オペラから近代的なオペラへの転換期において、オペラ改革を行った作曲家として知られています。なかでも改革オペラの第1作にあたる《オルフェーオとエウリディーチェ》(1762)は、台本やバレエにおける変革の動きと強い結びつきがあるだけでなく、初演後ヨーロッパ各地において様々に改変された形で上演されたことにより、多方面からのアプローチが可能な作品といえます。
 シンポジウム前半では、《オルフェーオとエウリディーチェ》の作品概要およびオペラ改革の概略を明らかにした上で、台本・バレエから見た位置づけを検討し、さらに本作初演の前後に上演されたグルック作曲による他のオペラの二つの版を比較考察します。後半では、同時代のドイツ、イギリス、ロシアにおける《オルフェーオとエウリディーチェ》上演を取り上げ、最後に現代における作品受容としてオペラ映画を扱います。演奏による解釈も交えつつ、パネリストがそれぞれの視点で考察し、改革オペラを多角的にとらえ直す場を提供することを目指します。

発表者:タイトル(発表順)

演奏曲目

演奏者

青木洋也(カウンターテナー)、澤江衣里(ソプラノ)、中谷路子(ピアノ)

参加申し込み

本シンポジウムは会場とオンラインのハイブリッドでおこないます(ともに無料)。会場・オンラインとも、参加希望者は、以下のフォームより12月15日(木)までに参加登録をお願いします(会場参加は先着順となります)。
・参加登録フォーム
https://forms.gle/u6Fb2H7T72txzLoeA
・問い合わせ先メールアドレス
glucksympo2022★gmail.com (★をアットマークに変換してご送信ください)
・シンポジウムちらしはこちらからダウンロードしていただけます:PDF

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