訃報 | 日本演劇学会

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公開日:2022-08-06 / 更新日:2022-08-06

 

内山美樹子先生(早稲田大学名誉教授)が8月3日午前9時15分に帰天されました。

内山先生は、人形浄瑠璃研究の第一人者として、多大な業績をあげられました。近松門左衛門研究の隆盛を引き継ぎつつも、並木宗輔、近松半二ら、近松没後の浄瑠璃作者研究を切り拓かれたことが、まず第一に挙げられます。『義太夫年表』近世編、『近松全集』、『義太夫節浄瑠璃未翻刻作品集成』、『岩波講座 歌舞伎・文楽』などの編纂に従事されるとともに、著書『浄瑠璃史の十八世紀』により日本演劇学会河竹賞を受賞されました。

また、先生は二十代だった1960年代から人形浄瑠璃文楽の批評家としても活躍され、雑誌『演劇界』や早稲田大学演劇博物館『演劇年報』に文楽評を寄せられました。1970年から1998年までは、「読売新聞」に文楽劇評を連載されました。研究と舞台をつなぐとともに、読む者を奮い立たせずにおかない批評文の大半は、『文楽 二十世紀後期の輝き』に収められています。

安らかな眠りをお祈り申し上げます。

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