2021年10月例会(オンライン)案内 | 日本演劇学会

西洋比較演劇研究会

研究会からのお知らせ

2021年10月例会(オンライン)案内

公開日:2021-10-06 / 更新日:2021-10-06

このたび10月例会のご案内が間際になってしまい大変、恐縮です。新しい試みとしてごく若手の研究者の方に発表をお願いしました。有名な素材ですので、多くの会員のご参加と積極的な反応をお願いしたいと思います。

日時 2021年10月16日(土) 19:00~20:30

オンライン開催

*10月15日(金)に、電子メールの会員一括送信でZoom会議リンクを送付いたします。

*この1年ほどZoom会議方式によるオンライン例会で、会員以外の方にも求めに応じてリンクを送り視聴可能にしてきました。いったんそれを停止したいと思います。参加ご希望の方はご入会ください。ただし初めて見学のため参加したいという場合はこの限りではありません。10月15日までに電子メールで事務局までお申し込みください。初めての方は簡単な自己紹介をお願いします(申込先アドレス:y3yamash[アト]seijo.ac.jp)。

 

<研究発表> 

周 欣穎「ミュージカル《エリザベート》にみられる「おとなになる」のテーマ」

<発表要旨>

 本論の目的は、《エリザベート》が多くの人々を魅了してきたその根源たる要素を、脚本家ミヒャエル・クンツェの「おとなになるErwachsenwerden」というテーマから明らかにすることとする。

 ウィーン版と東宝版の歌詞を比較し相違点と共通点について述べたうえで、クンツェによる「おとなになる」というテーマがどのように表れているか、考察する。その結果から、このテーマの意義を明らかにする。

 本論で対象とする公演は、2003年9月11日から2005年12月4日まで上演されたウィーン再演版、日本の2016年東宝制作版である。

<発表者プロフィール>

周 欣穎(しゅう・きんえい ZHOU Xinying)

大連大学日本言語文化学院日本語学科卒、お茶の水女子大学文教育学部研究生、一橋大学大学院言語社会研究科第一部門・言語社会専攻修士課程在籍中。

現在は、ミュージカル《エリザベート》を中心に修士論文を執筆中。

*次回は、11月13日(土)18:00-を予定しています。内容は能法劇団の40周年記念イベントになります。

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