日本演劇学会とは | 日本演劇学会
 

日本演劇学会とは

日本演劇学会は、50年以上の歴史を持つ演劇研究者の学術団体です。あらゆる演劇分野(西洋・東洋各国の演劇、日本の民俗芸能、能楽、歌舞伎、人形浄瑠璃、大衆芸能、映画、TV、パフォーマンス、舞踊ダンス等々)の研究者がこの学会に属しています。研究内容は、資料研究、テキスト分析、上演分析、歴史研究、理論研究と、これまた多岐を極めますが、会員は、毎年の大会、研究集会、分科会などで、自らの研究成果を発表し、議論し、ときには批判を受けることで、日本の演劇研究に寄与しています。

もとより演劇とは上演にほかならず、この一過的な上演現象を演劇研究対象の中核に据えなければなりません。しかし上演は、基本的に、後の客観的な検証にたえるものではなく、そのために演劇を研究することの困難性が指摘されるのみならず、その意義さえも問われかねません。演劇は芸術の中でも下位のもの、たんなる慰みものとする風潮は伝統的に強く、近代の日本の教育政策の中で、演劇教育がほとんど無視されてきたことは周知のとおりです。しかし今日、社会生活の諸々の局面で、演劇あるいは演劇的発想の重要性が認識されてきています。日本演劇学会は、日本における演劇教育の推進を重点的活動の一つとしていますが、それは初等教育から大学にまでおよぶべきものでありましょう。

現在、多様な演劇の咲き乱れる日本の状況は、世界の注目を集めているといえます。この日本特有の現象を世界的な視野にたって研究することが要請されていますが、同時に、あるいはそのためにも、さまざまな演劇の歴史研究、理論探求を地道に行っていくことが必要であることはいうまでもありません。このような演劇研究の水準を高めること、そして若い研究者を育成することを、日本演劇学会は最も重要な仕事と考えています。世界の演劇研究者との交流を積極的に進めているのも、そのためにほかなりません。

これからも、日本演劇学会を充実した研究団体として発展させていくために、内外諸氏のご助言ご助力をいただければ幸いに存じます。

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